小さなお子さんがいる家庭では、子どもがキッチンに入ってこないか心配だと思います。キッチンでは火や刃物を使うため、子どもが入って来ると怪我をする心配があります。大人が要るときであれば注意ができますが、見ていないときにいたずらされてしまう可能性がないとはいえません。
子どもを守るためにできる対策はいくつかあります。新築と建てるときに対策をしておけば、安心して暮らせることでしょう。
では、どんな対策ができるのでしょうか。
●間仕切りやベビーゲートを設置する
ベビーゲートは自分で設置することができますが、市販のものではサイズが合わないことがあります。しかし、業者に依頼をすればピッタリなサイズで取りつけてもらえます。
子どもが大きくなるとベビーゲートを乗り越えてしまうようになります。そんなときには、間仕切りを設置すると安心できます。格子戸、アコーディオンカーテン、ふすまなどの種類の間仕切りがあります。
●吊り戸を設置する
イタズラされたくないものは、子どもの手が届かないかない場所に保管をすることが多いと思います。
子どもの手が届かない場所は高いところです。高い場所に設置する吊り戸なら、イタズラされる心配がありません。
高いところからものが落ちてこないか不安があるので、落下防止ロックを取り付けておくとよいでしょう。
●機能性の高いガスコンロ・IHヒーターに交換する
ガスコンロにはコンロ消し忘れ消火機能、IHクッキングヒーターには切り忘れ防止機能、鍋無し自動停止機能がついているものがあります。どのような機能がついているのか、安全性を考慮して選んでみてください。
●チャイルドロック機能を使う
最新のシステムキッチンでは、チャイルドロックを取り付けているものがあります。包丁など危険なものをしまう場所にチャイルドロックがあれば安心できます。
このように、家を建てる時点でできる対策がいくつかあります。小さなお子さんがいる家庭やこれからお子さんが生まれる可能性がある家庭は、こういった機能を備えておいてはどうでしょうか。