こだわりを実現した注文住宅で後悔

1.土地持ちだから家へのこだわりを徹底的に棚卸

建物と合わせて予算範囲内におさまる土地を捜すのは大変労力と時間が必要です。駅チカ、買い物のための利便性を求めるとその苦労はなおさらです。その点、車が必須の地方都市の土地を相続した私たちには選択の余地がありませんでした。そのため、私たち夫婦、一人息子、大型犬の、家へのこだわりを徹底的に棚卸することが注文住宅実現への第1ステップとなりました。

2.信頼できる設計事務所と工務店に出あい、こだわりの家を実現

土地に必要な予算を家に回せるので、棚卸したこだわりを実現するため設計事務所に頼むことにしました。幸いなことに知人に信頼できる設計事務所を紹介してもらえました。私たち夫婦は景色が良く見える間取りと大きな窓、息子はバンド練習用の防音室、そして大型犬の部屋、設計事務所は予算の範囲内で最大限に実現してくれました。設計事務所から工務店を紹介してもらい、現場を見て細かい打ち合わせをしながら、満足のいくこだわりの家ができました。

3.こだわり過ぎて後悔

こだわりが後悔の原因になりはじめました。それぞれのこだわりを最優先にしたので、順位の低かったトイレと車庫に問題があることがわかったからです。リビングの近くに追いやられたトイレは来客があるたびに後悔し、ミニバンサイズで作った車庫は、高齢になると乗り降りが不便で後悔しました。子供が独立すると防音室は、景色を見ながら読書をしたい私たち夫婦にとって、使わない空間になってしまいました。高齢者でも飼いやすいと思い小型犬と暮らし始めると、子供がいない寂しさからいつも一緒にいたくなり、犬用の部屋も不要になりました。家を建ててもらった工務店にリフォームの範囲内で使いやすくしてもらい、今は居心地の良い家になっています。

4.子供が小さいなら可変性のある間取りと設備の注文住宅を

親と一緒に寝る時期、個性が出始め別々の部屋を持つ時期、そして子供の独立、家に求められることは次々に変化していきます。一時期のこだわりだけで注文住宅を作ると、私たちのように後悔することが出てくると思います。これから家づくりを考えている方で、子供が小さいなら、可変性のある間取りと設備の注文住宅を作ることをおすすめします。